【6月22日 AFP】韓国ソウル(Seoul)で、スマートフォン(多機能携帯電話)を使いながら歩くことの危険性を呼びかける安全運動が始まった。

 韓国交通安全公団(TS)によると、2014年にスマートフォンに関連した歩行者と車両の間で起きた交通事故の報告例は、5年前から倍以上増え、約1000件に達した。

 韓国はスマートフォン大国で、人口の約8割がスマートフォンを利用している。「歩きスマホ」を減らそうとソウル市当局はまず、市内5か所に危険性を呼びかける標識300本の設置を始めた。(c)AFP