【6月20日 AFP】第84回ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race 2016)は19日、ルマン(Le Mans)のサルト・サーキット(Circuit de la Sarthe)で決勝のゴールを迎え、四肢切断者として初めて同レースでマシンを駆ったフレデリック・ソーセ(Frederic Sausset)が、完走を果たした。

 致死の可能性がある珍しい細菌に感染し、2012年7月に両手足を失った48歳のソーセは、「人生に新しい意味を与える」ためルマンに挑戦。特別に改良されたモーガン・ニッサンLMP2(Morgan-Nissan LMP2)を駆り、チェッカーフラッグを受けた。(c)AFP