【6月19日 AFP】コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は18日、準々決勝の試合が行われ、エドゥアルド・バルガス(Eduardo Vargas)が4得点を決めた前回王者のチリが7-0でメキシコから大勝を飾り、準決勝に進出した。

 バルガスはハーフタイムを挟んだ13分間で一挙に3得点を挙げると、後半の終盤にも自身4得点目を決め、22日にシカゴ(Chicago)で行われるコロンビアとの準決勝にチームを導いた。

 チリはエドソン・プッチ(Edson Puch)が先制点を決めると、バルガスが前半終了間際に追加点を挙げて2-0で折り返した。そして、迎えた後半開始直後にアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のゴールとバルガスの2ゴールで突き放すと、後半29分にバルガスがチーム6点目のゴール、そして最後は同43分に先制点のプッチがこの日2ゴール目を挙げて大勝劇を締めくくった。

 対するメキシコにとっては、主要国際大会では過去最悪の敗戦となった。これまでは、1978年のW杯アルゼンチン大会の西ドイツ戦で喫した0-6が最大得点差。親善試合も含めても、1961年のイングランド戦の0-8に迫る厳しい敗戦となってしまった。(c)AFP