【6月15日 AFP】コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は14日、グループDの試合が行われ、アルゼンチンは3-0でボリビアに快勝し、グループリーグ全勝で準々決勝に進出した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)と前回のコパ・アメリカで優勝を逃しているアルゼンチンは、23年ぶりとなる主要国際大会のタイトル獲得を目指し、フォックスボロ(Foxborough)で18日に行われる準々決勝でベネズエラと対戦する。

 アルゼンチンは前回の試合でハットトリックを達成したリオネル・メッシ(Lionel Messi)を温存する余裕をみせ、前半13分にエリク・ラメラ(Erik Lamela)の直接FKで先制すると、その2分後にエセキエル・ラベッシ(Ezequiel Lavezzi)、同33分にはビクトル・クエスタ(Victor Cuesta)のゴールで突き放した。

 後半に入るとヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は、ガブリエル・バティストゥータ(Gabriel Batistuta)氏が持つアルゼンチン代表の歴代最多得点記録更新に期待がかかるメッシを投入したが、メッシは得点を奪えず、チームも追加点を挙げることはできなかった。

 一方、同日に行われた試合でチリはエドゥアルド・バルガス(Eduardo Vargas)とアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)がそれぞれ2得点を記録し、パナマを4-2で退けて準々決勝に進出した。

 前回王者のチリは前半5分、パナマのミゲル・カマルゴ(Miguel Camargo)にまさかの先制を許したが、その後はバルガスの2得点で逆転に成功すると、さらにはサンチェスの2得点で突き放した。

 チリはグループDを2位で通過し、準々決勝でグループC首位のメキシコと対戦する。(c)AFP