【6月12日 AFP】サッカー日本代表の清武弘嗣(Hiroshi Kiyotake)が11日、スペイン1部リーグの強豪セビージャFC(Sevilla FC)への加入合意について言及し、レギュラー奪取に意欲をみせた。

 ドイツ・ブンデスリーガのニュルンベルク(1. FC Nuremberg)とハノーバー96(Hannover 96)でプレーしてきた清武は、来季からスペイン1部リーグに挑戦することになり、最近は日本代表でもレギュラー奪取に近づいている。

 福島県で行われた東日本大震災の復興支援活動に参加した清武は、「ポジション争いは自分が待ち望んでいたこと。強い気持ちを持って臨みたい」とコメントした。

 現在26歳の清武は、移籍金推定650万ユーロ(約8億円)、契約期間4年でセビージャ加入が決定。近日中に行うメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ予定となっている。

 清武が加入するセビージャは、5月に行われたヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)決勝で大会3連覇を達成し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)出場権を獲得した。

 移籍を決断した理由について清武は、「欧州チャンピオンズリーグに出られるということが大きかった。2年後にW杯があることを考えても良いタイミングだった」と語った。(c)AFP