【6月9日 AFP】イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)の軍本部そばにある商業施設で8日夜、パレスチナ人2人が銃を乱射し、4人が死亡、5人が負傷した。警察が発表した。

 現場となったのは、国防省や軍本部庁舎から道路を挟んだ向かい側にあるサロナ・マーケット(Sarona Market)で、バーやレストランなどが入っている人気ナイトスポット。

 発砲を受け現場にはパニックが広がった。ソーシャルメディア上に投稿された動画には、拳銃を持った警官が、映像外の標的に向け発砲する様子が映されている。

 警察によると、実行犯の一人は身柄を拘束され、もう一人は発砲により負傷し、手術を受けている。2人はいとこ同士で、いずれもヨルダン川西岸(West Bank)のイスラエル占領地にあるヘブロン(Hebron)周辺の出身だという。(c)AFP