【6月2日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は1日、雨天により順延されていた男子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は3-6、6-4、6-1、7-5で第14シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を下し、史上初となる生涯獲得賞金1億ドル(約109億4800万円)の壁を突破した。

 29歳のジョコビッチは、全仏の開幕前、キャリア通算賞金額が9967万3404ドル(約109億1200万円)に達していた。そしてこの日、ローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で10度目のベスト8進出を決めたジョコビッチは、29万4000ユーロ(約3600万円)を獲得して、ツアー史上初の快挙を成し遂げた。

 ジョコビッチは、四大大会(グランドスラム)で28大会連続の8強入りを果たし、準々決勝に駒を進めるのも通算36度目となる。

 2日に行われる準々決勝で、ジョコビッチは第7シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES