【5月31日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱「Brexit(ブレグジット)」をめぐる国民投票について、ビートルズ(The Beatles)の元メンバー、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)さん(73)は仏大衆紙パリジャン(Le Parisien)に対し、まだ賛否を決めかねているものの、どちらに結果が転んでも構わないと語った。

 30日に仏パリ(Paris)で行われたコンサートを前に、英国で6月23日に実施される国民投票について尋ねられたマッカートニーさんは「英国は今、大変だよ。僕が話している人たちは皆、こっちについたりあっちについたりで、僕もそう。まだ決めていない」と語った。

 ただ、国民投票の成り行きについては冷静な見方を示し、「(EUに)とどまるべきか、去るべきか、議論をずっと聞いているけれど、1か月以内には最善の決定が下されるはずだ」とも述べた。(c)AFP