【5月31日 AFP】サッカー国際親善試合が30日、各地で行われ、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の開催国フランスは、土壇場の直接FKが決勝ゴールとなり、3-2でカメルーンを下した。

 フランスは前半、ブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)の得点で先制したものの、直後にFCポルト(FC Porto)のストライカー、ヴァンサン・アブバカル(Vincent Aboubakar)に同点弾を許す。

 ハーフタイム直前にオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)がネットを揺らしたフランスは、このまま勝ち越すかに見えたが、後半終了間際にエリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)が、再び試合を振り出しに戻すゴールを決めた。

 しかし、後半45分にフランスがFKを獲得すると、ディミトリ・パイェ(Dimitri Payet)が蹴ったボールは美しい軌道を描いて、そのままネットに吸い込まれた。

 カメルーン代表のヒューゴ・ブルース(Hugo Broos)監督も、試合後には「私にとって、今日の試合は2-2だった。勝負を分けたのは、ディミトリ・パイェの神業FKだったからね」と話している。(c)AFP