【5月29日 AFP】15-16NBAは28日、プレーオフのウエスタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は108-101でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)から逆転勝利を収め、敗退を免れた。

 ウォリアーズは、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)とステフェン・カリー(Stephen Curry)が第4クオーターに逆転の火付け役となり、昨季のファイナル覇者を救った。

 トンプソンは、NBAプレーオフの1試合で最多となる11本の3ポイントシュートを沈めるなど、プレーオフでのキャリアハイとなる41得点を奪取。一方、今季レギュラーシーズン最優秀選手カリーは29得点、10リバウンド、9アシストを記録した。

 残り9分で81-89と追い掛ける展開だったウォリアーズは、そこから試合終了までの得点数で27-12とサンダーを大きく上回った。特に、試合残り3分間では12ポイントを挙げた間の失点を2に抑えた。

 この勝利でウォリアーズとサンダーはともに3勝3敗となり、勝負の行方は第7戦に持ち越された。30日に行われる最終戦の勝者が、6月2日に第1戦が始まるレブロン・ジェームズ(LeBron James)擁するクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)とのNBAファイナルに臨むことになる。

 ホームでファイナル進出を決めるという大きなチャンスを逃し、対戦成績3勝1敗のリードをふいにしたサンダーは、今季ホームでの敗戦がわずか2というウォリアーズの本拠地オークランド(Oakland)に乗り込むことになる。(c)AFP