【5月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のルーキー、ブライス・デジャン・ジョーンズ(Bryce Dejean-Jones)が28日、腹部に発砲を受けて死亡した。

 警察当局が地元紙ダラス・モーニング・ニュース(Dallas Morning News)とデモイン・レジスター(Des Moines Register)に伝えたところによると、23歳のデジャン・ジョーンズは28日の早朝、ダラス(Dallas)市内のアパートの扉を蹴破ったあと、室内にいた男性から撃たれたという。

 当局によると、侵入された際に眠っていた男性は、デジャン・ジョーンズが室内に入ってくると寝室の中から発砲したという。

 ペリカンズは、「深い悲しみとともに、ペリカンズ球団はデジャン・ジョーンズの急死を発表します。明るい未来が約束された若手選手を失ったことに、われわれはうちひしがれています。この困難なときを迎えたブライスのご家族の心中をお察しします」と声明を発表した。

 ロサンゼルス(Los Angeles)出身で、カレッジバスケットでは南カリフォルニア大学(University of Southern California)やネバダ大学ラスベガス校(University of Nevada, Las Vegas)、アイオワ州立大学(Iowa State University)でプレーしたデジャン・ジョーンズは、10日間の契約を2度結んだ後、今年2月にペリカンズとの3年契約にサインしていた。

 今季14試合でプレーし、11試合に先発したデジャン・ジョーンズは、1試合平均で19.9分出場し、5.6得点、3.4リバウンド、1.1アシストを記録した。しかしながらその後は、右手首を骨折して戦列を離れていた。(c)AFP