【5月27日 AFP】インドネシア・ジャワ(Java)島シドアルジョ(Sidoarjo)県で10年前、地下から突然、刺激臭の強い高温の泥が噴出した。流れ出る泥土に多くの村や工場、店、幹線道路までもが埋もれ、地下にあったガスパイプラインが爆発すると、13人が死亡、数千人が家を失った。

 そんな被災地では今、噴出が止まらない泥の湖を興味本位で見に来る「災害観光客」が、住民たちの数少ない収入源になっている。(c)AFP