【5月26日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第5シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、6-3、6-3でアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)に快勝し、3回戦進出を決めた。

 前回大会で8強入りしている錦織は、31本のウイナーと18本のアンフォーストエラーを記録し、世界ランク40位の相手にストレート勝ちした。

 錦織は、第3ゲームでブレークを許したものの、次のサービスゲームから5ゲームを連取して、第1セットを先取。世界ランク6位の錦織は、ここから相手に主導権を握らせなかった。

 試合後のインタビューで、錦織は「今日の相手は(初戦より)圧倒的に強かった。立ち上がりもすごく良さそうで、ベースラインの内側から打ってきました。両サイドのフラットな打球を警戒していました」と明かした。

「(第1セットで)1-3と先行されたとき、ゲームを変えたことが奏功したと思います」

「第2と第3セットは、良い感覚でプレーができました。今日のテニスには満足しています」

 一昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)ファイナリストである錦織は、3回戦で、元世界ランク7位のフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)と対戦する。

 32歳のベルダスコは、これが13回目の全仏オープン参戦で、錦織との対戦成績は2勝1敗となっている。(c)AFP