【5月25日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が順当に勝ち進んだ一方で、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)女王のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と、第5シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が相次いで姿を消した。

 肩に問題を抱えるケルバーは、2-6、6-3、3-6でキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ) に敗れた後、「大会での1回戦敗退はつらいです。特に私にとってはね。でも仕方ないでしょう? こういうこともあります」と嘆いた。

 同じく元全豪覇者のアザレンカは、世界ランク118位のカリン・ナップ(Karin Knapp、イタリア)と対戦。3-6、7-6、0-4になったところで、膝の違和感を訴えて棄権した。

 セレーナにとっては、同じ山に入っていた強豪2選手が敗退したことで、連覇への道が開けた格好になった。(c)AFP