【5月21日 AFP】乗客乗員66人を乗せたまま19日に地中海(Mediterranean Sea)で消息を絶った仏パリ(Paris)発エジプト・カイロ(Cairo)行きのエジプト航空(EgyptAir)機について、仏航空安全当局は21日、機内の煙の存在を示す自動メッセージが送信されていたことを明らかにした。

 フランス航空事故調査局(BEA)の報道官はAFPに対し「データ伝送が途切れる直前に、機内に煙があることを示すエーカーズ(ACARS)メッセージが同機から発信されていた」と明かしたが、「機体の残がいもフライトレコーダーも見つかっていない中で、事故原因を解釈したり理解したりするのは時期尚早だ」と語った。

 ACARSとは「航空機空地データ通信システム(Aircraft Communications Addressing and Reporting System)」の略で、航空機と地上局間でショートメッセージを伝送するデジタルシステムを指す。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係者の話として、機首部分に煙が存在することと、飛行制御システムに関連したとみられる問題を示唆する自動警告メッセージについて報じている。(c)AFP