【5月15日 AFP】(訂正)メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)の美術館「カーサ・デ・ラ・メモリア・インドミタ(Casa de la Memoria Indomita)」で9日、行方不明になった肉親を捜し続ける家族から提供されたブーツやスニーカー、サンダルをつるした展覧会が開幕した。

 天井からつるされた86足は、行方不明者を捜してどれだけ歩いたかを示す象徴だという。

 メキシコではこの10年間、麻薬組織や麻薬がらみの暴力が多発し、2万8000人以上が行方不明になったと報告されている。

 今回の展覧会では、アルゼンチンやホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラの犠牲者も追悼している。(c)AFP