【5月7日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)郊外で6日、銃撃事件が2か所で相次いで発生し、合わせて2人が死亡、2人が負傷した。国土安全保障省の職員が容疑者として逮捕された。

 ワシントン近郊のメリーランド(Maryland)州モンゴメリー(Montgomery)郡警察によると、逮捕されたのは連邦政府施設の警備などに当たる国土安全保障省連邦保護局の職員ユーラリオ・トーディル(Eulalio Tordil)容疑者(62)。数時間に及ぶ捜索の後、同警察はツイッター(Twitter)で逮捕の事実を公表した。

 事件は6日朝、まず同州ベセスダ(Bethesda)のショッピングモール「ウエストフィールド・モンゴメリー(Westfield Montgomery)」の駐車場で銃撃があり、男性1人が死亡、2人が負傷した。その後、同州アスペン・ヒル(Aspen Hill)市のスーパーマーケットで銃撃があり、女性1人が死亡した。

 トーディル容疑者は前日の5日にモンゴメリー郡に隣接する同州プリンス・ジョージズ(Prince George's)郡の学校で、同容疑者の妻が銃撃を受けて死亡した事件の容疑者としても捜索されていた。(c)AFP