【5月6日 AFP】北朝鮮の平壌(Pyongyang)で6日、36年ぶりとなる朝鮮労働党大会が幕を開けた。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記(33)の体制確立と、「核保有国」としての威信の誇示を狙った政治的に重要なイベントになるとみられる。

 党大会は最高意思決定機関と位置づけられ、全国で選ばれた代表が平壌に集まる。前回開かれたのは1980年で、金第1書記はまだ生まれていなかった。

 金第1書記は基調演説を行う予定で、実質的な政策変更の兆候があるかどうか、特に経済分野に関心が集まっている。

 専門家は、金第1書記が自身に忠誠を誓う若い世代の登用を試みているとして、人事面にも注目している。(c)AFP