【4月26日 AFP】台湾の台北(Taipei)郊外の遊園地「八仙水上楽園(Formosa Fun Coast)」で昨年6月、イベント中に火災が発生して15人が死亡した事件で、同市の地方法院(地裁)は26日、イベントを主催した呂忠吉(Lu Chung-chi)被告に対し、業務上過失致死罪で懲役4年10月の有罪判決を言い渡した。

 事件では、参加者にかけられたカラーパウダーがステージ上の照明器具の熱で発火。命懸けで逃げ出す人々で大混乱となり、死者15人のほか、重傷者200人余りを含む500人近くの負傷者を出した。

 呂被告はイベントを主催した会社の所有者で、昨年10月に起訴されていた。

 地裁の外にはこの日、犠牲者の遺族が集まった。(c)AFP