【4月23日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2016)は22日、シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)は7-5、6-0で第11シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)を退けて準決勝に進出。同大会での連勝記録を13に伸ばし、大会3連覇に向けて前進した。

 錦織は4-5とリードを許して迎えた第1セットのサービスゲームで4度のセットポイントをセーブすると、第2セットは相手を寄せ付けなかった。

 錦織は試合後、スペインの公共テレビTVEのスポーツチャンネル『テレデポルテ(Teledeporte)』に対し、「何度かセットポイントを握られたけれど、それをしのげたのは大きかった。これで少し自信が持てて、違う自分になった」と語った。

「彼は油断できない選手だ。素晴らしいサーブを繰り出し、優れた攻撃を仕掛けてくる。第1セットは少し苦戦したけれど、第2セットは調子が上向いた。今日は勝ててうれしい」

 錦織が準決勝で第6シードのブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)と対戦する。ペールは同日に行われた試合で、マレク・ジャジリ(Malek Jaziri、チュニジア)に3-6、7-5、6-1で勝利している。(c)AFP