【4月21日 AFP】90歳の誕生日を翌日に控えたエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が20日、英ロンドン西部のウィンザー(Windsor)での公務に臨んだ。ウィンザー城(Windsor Castle)周辺では、誕生日を祝うメッセージのプラカードなどを手に、女王を一目見ようと待ち受ける人々の姿が数多く見られた。

 女王は同日、英郵便ロイヤルメール(Royal Mail)創始500年の記念式典に出席するためウィンザー郵便局(Windsor postal delivery office)を訪問。内部を見学しながら配達員と言葉を交わした他、記念切手の展示を丹念に見て回った。その後、夫のフィリップ殿下(Prince Philip)とともに出席したアレクサンドラ・ガーデン(Alexandra Gardens)での開園式典では、地域の子どもたちから花束が贈られ、終始笑顔を見せた。

 最新の世論調査でも女王の人気は依然として高い。在位期間は63年を誇る。(c)AFP