【4月21日 AFP】(更新)メキシコ南東部コアツァコアルコス(Coatzacoalcos)の石油関連施設で20日、大規模な爆発があり、当局によると、少なくとも従業員13人が死亡、136人が負傷した。

 爆発があったのは「パハリトス(Pajaritos)」と呼ばれる施設で、爆発の後、大量の灰色の有毒煙が立ち上った。爆発の原因は今のところ不明。現場では火災が発生しているという。爆発の衝撃は10キロ先でも感じられ、近隣の学校や店舗では避難措置が取られたほか、住民には屋内退避が命じられた。

 メキシコでは石油施設での火災が頻発しており、2月にも南東部沖合の油田掘削施設で2人が死亡、少なくとも7人が負傷する火災が起きている。(c)AFP