【4月18日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の伝説ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の息子で、17歳のミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が、17日に行われたADACドイツF4選手権(ADAC Formula 4 Championship)の開幕戦で、2年連続の優勝を飾った。

 直前に行われた2つのレースで4位に甘んじていたプレマ・パワーチーム(Prema Powerteam)のシューマッハだが、3つめのレースで、16周合計27分42秒096を刻み、ガッツポーズを見せた。

 最初の2つのレースで優勝していたファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)のジョーイ・モーソン(Joey Mawson)は、シューマッハと1秒367差の2位だった。

「楽しかった、良いレースだった」としたシューマッハは、3つのレースを振り返って「最終レースでの優勝は、完璧な終わり方だった。それがなければ、あまり完璧とは言えなかったから」と話している。

「6番グリッドから優勝できたことが本当にうれしい。サポート、そして素晴らしいマシンをくれたチームに感謝したいです」

 昨季のドライバーランキングで10位だったシューマッハは、今季初戦を終えて、モーソンに次ぐ2位となっている。

 昨年もモートルシュポルト・アレーナ・オッシャースレーベン(Motorsport Arena Oschersleben)開催のレースで優勝を飾ったシューマッハは、その他に2回表彰台に上がっている。(c)AFP