【4月16日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は15日、ユニホームに各チームの広告ロゴを掲示することを許可することが、オーナー投票により決定したと発表した。

 スポンサー企業のロゴパッチがユニホームにつけられるのは、2017-18シーズンの開幕からで、3年間の試験的導入となっている。

 ロゴパッチの大きさはおよそ2.5インチ(約6.3センチ)四方の大きさで、ユニホームの左胸に付けられる。NBAの30球団が、それぞれスポンサー枠を売り出すことになる。

 こういったスポンサー契約は世界のスポーツリーグでは一般的だが、米国のメジャースポーツには浸透していない。米メジャーリーグサッカー(MLS)や米女子プロバスケットボール協会(WNBA)、モータースポーツではみられるものの、米大リーグ(MLB)や米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)、北米アイスホッケーリーグ(NHL)のユニホームにスポンサーのロゴはない。

 NBAはこの構想を今年のオールスターゲーム(2016 NBA All-Star Game)で試験し、ユニホームに起亜自動車(Kia Motors)のロゴを付けたが、ソーシャルメディア上でファンから批判を受けている。(c)AFP