【4月6日 AFP】世界保健機関(WHO)は6日、糖尿病に関する初めての世界規模の報告書を発表し、成人の糖尿病患者数が2014年までに4億2200万人に急増し、1980年の数字から4倍近くに達したとの推計を示した。

 WHOは「全世界で、成人の糖尿病患者数は2014年に推定4億2200万人だった。一方、1980年は1億800万人だった」と述べ、「人々の食生活や行動、生活の様式」が世界規模で変化したことが急増の原因だと警告した。

 WHOは、とりわけ重要な行動パターンが形成される幼少期の「食事および運動の習慣」を世界規模で変えていくため、途方もない努力が必要とされる、と述べている。(c)AFP