【4月4日 AFP】(更新、写真追加)イラク各地で4日午前、迫撃砲による攻撃および3件の自爆攻撃が発生し、少なくとも17人が死亡、54人が負傷した。治安当局者や医療関係者が明らかにした。

 首都バグダッド(Baghdad)北部では警察と軍の合同検問所を、同市北郊のミシャハダ(Mishahada)では親政府派の民兵を標的とした自爆攻撃が発生。南部ナシリヤ(Nasiriyah)郊外ではレストランが自爆攻撃の標的となった。

 同じく南部の港湾都市バスラ(Basra)では、街路で自爆攻撃が起き、5人が死亡、10人が負傷した。

 一方、バグダッド西郊のアブグレイブ(Abu Ghraib)では、複数の家屋が迫撃砲による攻撃を受け、当局によると2人が死亡し、少なくとも7人が負傷したという。

 現在のところ、一連の攻撃に対する犯行声明は出ていない。だが、イラクではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が民間人や治安部隊を標的とした自爆攻撃を繰り返している。(c)AFP