【4月1日 AFP】インド東部コルカタ(Kolkata)で3月31日に建設中の高架道路が崩落した事故で、1日までに確認された死者は25人に達した。一方で現場では夜通しの捜索活動が行われ、同日までに100人近い人々が救助された。

 3月31日、2009年から建設中の高架道路が突然崩落し、混雑する通りを通行中だった自動車や歩行者を下敷きにした。

 警察当局幹部は「軍や災害対策班などを含む救助隊員300人が24時間体制でがれきの撤去を行っている」と述べ、「コンクリートブロックや鉄桁を全て撤去するまで救助活動は続ける」と語った。

 だがインド国家災害対応部隊(NDRF)は、これ以上の生存者の発見はほぼ絶望的だろうと述べている。

 崩落の原因は明らかになっていない。警察当局は建設業者に対する予備捜査に着手した。(c)AFP/Sailendra Sil