【3月26日 AFP】北朝鮮は26日、潜水艦発射核ミサイルが米首都ワシントン(Washington D.C.)を破壊し、星条旗が炎に包まれる様子を最後に写した「最後の機会」と題する新たなプロパガンダ映像を公開した。

 4分間の映像には米朝関係の歴史が簡単に描かれており、CGで雲の中を飛んでいくミサイルが方向転換してワシントンのリンカーン記念館(Lincoln Memorial)の前の道に激突し、衝撃で爆発する連邦議会議事堂が映し出されている。

 北朝鮮のプロパガンダサイト「朝鮮の今日(DPRK Today)」に投稿されたこの映像では、朝鮮戦争の映像や、1968年に北朝鮮が拿捕(だほ)した米海軍の情報収集艦「プエブロ(Pueblo)」、北朝鮮の核開発をめぐり1990年代初期に起きた第1次核危機時の映像などが取り上げられている。(c)AFP