【3月23日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は22日、2006年のW杯ドイツ大会招致における不正疑惑について、調査を開始した。招致委員会の会長を務めたフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏、ドイツサッカー連盟(DFB)のボルフガング・ニールスバッハ(Wolfgang Niersbach)前会長ら、招致活動で買収に絡んだとみられる6人が対象となる。

 DFBは4日、2006年のW杯招致について、独立委員会による調査結果を発表し、票が買収された可能性を否定できないとしていた。

 ベッケンバウアー氏の他にも、テオ・ツバンツィガー(Theo Zwanziger)元会長らDFBの元幹部が「2006年のW杯招致で優位に立つため、不正な支出や契約を行った可能性」があるという。(c)AFP