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気候変動、「空前」のペースで進行 WMOが警鐘

2016年3月22日 9:09 発信地:ジュネーブ/スイス

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気候変動、「空前」のペースで進行 WMOが警鐘
カナダ・マニトバ州ハドソン湾付近で撮影のホッキョクグマ(2007年11月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/Paul J. Richards

【3月22日 AFP】国連(UN)の世界気象機関(WMO)は21日、2016年の1月と2月の世界気温が過去最高を記録したと発表し、気候変動が「空前」のペースで進行していると警鐘を鳴らした。

 WMOは、過去の記録を大きく塗り替えた前年の傾向はそのまま継続しているとしながら、今年最初の2か月の気温が急上昇し、過去最高値に達したと述べた。

 2015年における陸上および海面の記録的な高気温の他、弱まることなく続く海面上昇、海氷の縮小傾向、世界中で起きている異常気象事象などを、WMOは指摘した。

 今年新たに就任したWMOのペッテリ・ターラス(Petteri Taalas)事務局長は、「温室効果ガス排出の結果として現在、地球の気候で目の当たりにしている変動の異常なペースは、現代史上かつてないほどだ」と声明で述べた。

 WMOは、米海洋大気局(NOAA)が先週発表した調査結果を追認する形となった。

 NOAAは、平均気温が20世紀平均を1.21度上回った2016年2月が、観測記録の残る1880年以降で最も気温が高い2月となったとする調査結果を発表していた。

 WMOによると、今年1月と2月の気温上昇は特に北極地方で顕著に感知されており、2月には北極の海氷面積が衛星による観測史上最小を記録したという。

 ターラス事務局長は、スイス・ジュネーブ(Geneva)で開かれた記者会見で、この現象は「気候変動を極めて劇的に示すものだ。これは、世界が初めて目にする出来事」と話した。(c)AFP/Nina LARSON

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