■バイエルンはベンフィカ、レアルはボルフスブルクと対戦

 そのほかのカードでは、チャンピンズリーグで初めてベスト8入りを果たしたマンチェスター・シティ(Manchester City)が、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を擁するパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と対戦することが決まった。

 一方、決勝トーナメント1回戦でユベントス(Juventus)から逆転勝ちを収めたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ポルトガルの強豪ベンフィカ(Benfica)と対戦することが決まり、他のチームと比べ、恵まれた組み合わせになった。

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が率いるレアル・マドリード(Real Madrid)は、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)との対戦が決定したが、クラブのディレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ(Emilio Butragueno)氏は、安心せず警戒心を強めている。

 ブトラゲーニョ氏は、「彼らはドイツのチームであり、初めて準々決勝に進出した。だから大きなモチベーションを持ってプレーしてくるだろう」と語った。「われわれは欧州の舞台で一つのミスが何を意味するのか分かっているし、準決勝に勝ち進めることを望んでいる」

 準々決勝は4月5日から13日にかけてそれぞれ第2戦まで行われ、準決勝は4月26日と27日に第1戦、5月3日と4日に第2戦が予定されている。決勝は5月28日にイタリア・ミラノ(Milan)で行われる。(c)AFP