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日本のプルトニウム331キロ、今週末に米国に移送か 環境団体

2016年3月19日 10:48 発信地:東京

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日本のプルトニウム331キロ、今週末に米国に移送か 環境団体
東京で、株主総会を行う東京電力の外で放射線防護服を着て抗議活動を行う「グリーンピース」のメンバー(2014年1月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

【3月19日 AFP】国際環境保護団体「グリーンピース(Greenpeace)」や反核団体などは18日、研究目的で数十年前に米国、英国、フランスから日本に提供されたプルトニウム約331キロが今週末、米国に移送される可能性があると発表した。今回返却されるプルトニウムは核弾頭50発分に相当する量だという。日本政府は核物質の返還に関して米国との2国間協議に合意している。

 グリーンピースなど5団体が発表した共同声明によれば、プルトニウムは「英国の武装した核輸送船に積まれ、武装した護衛のもと米国まで」輸送されるという。

 AFPの電話取材に応じたグリーンピースの核問題専門家ショーン・バーニー(Shaun Burnie)氏は、プルトニウムを積んだ船は東京の北にある港から「早ければ20日に出港する可能性が高い」と述べた。

 18日にAFPの取材に応じた文部科学省研究開発局核不拡散科学技術推進室長の山村司(Tsukasa Yamamura)氏は、プルトニウムは米国で処分されると語ったが、安全上の理由から移送の日程と経路についてはコメントできないとして詳細は明らかにしなかった。

 今月末に米首都ワシントン(Washington D.C.)で開催される第4回核安全保障サミットに先立つ今回のプルトニウム移送は、オバマ政権が2014年に日本に求め、両国が同意した移送の一環。核不拡散に取り組む両国の姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 一方、グリーンピースをはじめとする反核団体は、日本には約10トンのプルトニウムが保管されており、わずか数百キロにすぎない今回の移送は「危険な目くらまし」だと非難している。(c)AFP

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