【3月18日 AFP】(更新)ギニア政府は17日、国内で同一家族の2人がエボラ出血熱のため死亡したと発表した。2人から採取したサンプルの検査でエボラウイルスの陽性反応が出たという。

 ギニアでエボラウイルス感染が確認されたのは、昨年12月にエボラ出血熱流行の終息を宣言して以降では初めて。他に3人の疑い例があり、当局は懸念を表明している。

 一方、世界保健機関(WHO)は同日、ギニアの隣国シエラレオネでのエボラ出血熱の再発の終息を公式に発表した。

 エボラ出血熱は2013年12月にギニアで最初の患者が見つかり、その後、西アフリカ全体で1万1300人以上が犠牲となった。(c)AFP