【3月11日 AFP】オランダ南部マーストリヒト(Maastricht)で開催の世界最大規模の美術・骨董市「ヨーロピアン・ファイン・アート・フェア(TEFAF)」で10日、オランダ人画家レンブラント(Rembrandt)の昨年見つかったばかりの作品が公開された。

 発見されたのは、レンブラントが10代後半に手掛けたとされる文庫本サイズの小さな絵画で、タイトルは「The Unconscious Patient」。昨年9月に米東部ニュージャージー(New Jersey)州の小さなオークションハウスで競売にかけられた。

 落札予想価格はわずか800ドル(約9万円)だったが、最終的には、仏パリ(Paris)のギャラリー、タラバルドン&ゴーティエ(Talabardon & Gautier)が約100万ドル(約1億1300万円)で落札した。

 TEFAFは11日から20日まで開催。(c)AFP