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WADA元会長、シャラポワは「言葉にできないほど無思慮」

2016年3月9日 15:30 発信地:モントリオール/カナダ

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WADA元会長、シャラポワは「言葉にできないほど無思慮」
全豪オープンテニス、女子シングルス4回戦。ペットボトルの水を飲むマリア・シャラポワ(2014年1月20日撮影)。(c)AFP/PAUL CROCK

■出場停止処分は2~4年か

 現在73歳で、カナダのモントリオール(Montreal)で暮らすパウンド氏は、WADAがメルドニウムをリストに加えたのは、長期間にわたって取る必要がない物質だからだと話した。シャラポワは、10年近くメルドニウムを使用していたと話している。

「この種の薬物の長期にわたる服用は禁忌だ。つまり、長い間使い続けてはならない。だからこそ、リストに載せようという話になった。パフォーマンス強化に使っていた人も多い」

「違反者が摂取する薬物は、基本的には医療用に作られたものだ。エリスロポエチン(EPO)にしてもそう。元々は、がんの治療を受ける患者が血液の再生に使ったり、外科手術を受けた患者が血液の供給量を増やしたりするときに使うものだった」

「ところが誰かがあるときこう言った。『ふむふむ、血中酸素濃度を高める?ふーん、非常に興味深い。じゃあ、それを目当てに使ってみるとするか』とね。どの薬にも、副次効果というものがある。そして、誰かがそれをチェックしているんだ」

 国際テニス連盟(ITF)は、シャラポワには3月12日から暫定的な処分を科すと発表している。シャラポワは、ドーピング違反で4年の出場停止処分を科される可能性があるが、本人は処分の軽減を願っている。

 しかしパウンド氏は、WADAが処分軽減に待ったをかける可能性を指摘し、「選手側の責任が完全にゼロだった場合、出場停止期間は半分、つまり2年に軽減される。おそらく連盟は2年を提示するだろう。しかしWADAが納得しない可能性がある。その場合は、処分の延長を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に持ち込むかもしれない」と話した。(c)AFP


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