【2月23日 AFP】米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は22日、中国が南シナ海(South China Sea)で岩礁を埋め立てて造成した人工島に、レーダー施設を建設しているとする分析結果を発表した。

 CSISが公表した南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)クアテロン礁(Cuarteron Reef)を撮影した衛星写真には、高周波レーダーの他、灯台、地下壕、ヘリパッド、通信施設などとみられる施設が写っていた。

 CSISは、スプラトリー諸島に建設されている新たなレーダー施設が(周辺地域の)戦略状況を一変させ、中国の監視能力を著しく強化するものだと述べている。(c)AFP