【2月20日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2016)は19日、台湾の台北(Taipei)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、昨年のジュニア世界選手権(ISU World Junior Figure Skating Championships 2015)で銀メダルを獲得した宇野昌磨(Shoma Uno)が92.99点で2位につけた。

 首位には自己最高の98.45点を記録した中国の金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン)が立っている。

 同じ中国勢の閻涵(Yan Han、ハン・ヤン)が89.57点で3位、無良崇人(Takahito Mura)が89.08点で4位に続き、ソチ冬季五輪の銀メダリストで優勝候補のパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)は86.22点で5位にとどまっている。

 男子のフリースケーティング(FS)は、大会最終日の21日に行われる。

 一方、アイスダンス・フリーダンス(FD)では、米国のマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組が金メダルに輝いた。

 兄と妹がペアを組んだシブタニ組は、全米選手権(2016 Prudential U.S. Figure Skating Championships)を制した自信をみなぎらせ、コールドプレイ(Coldplay)の楽曲『フィクス・ユー(Fix You)』に乗せた演技でFD自己ベストの108.76点を記録し、合計181.62点で勝利を手にした。

 同じ米国勢のマディソン・チョーク(Madison Chock)/エヴァン・ベイツ(Evan Bates)組は、ショートダンス(SD)4位の悔しさをはねのけて合計174.64点で2位に入った。

 昨年大会を制したカナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組は、合計173.85点で3位に終わり連覇はならなかった。(c)AFP