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モーツァルトとサリエリの共作カンタータ、約200年ぶりに演奏

2016年2月17日 10:34 発信地:プラハ/チェコ

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モーツァルトとサリエリの共作カンタータ、約200年ぶりに演奏
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チェコの首都プラハのチェコ音楽博物館で、モーツァルトとサリエリの共作であることが分かったカンタータをチェンバロで演奏する音楽家のルカシュ・ベンドルさん(2016年2月16日撮影)。(c)AFP/Michal Cizek

【2月17日 AFP】約200年ぶりに見つかったオーストリアの作曲家ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)とイタリアの作曲家アントニオ・サリエリ(Antonio Salieri)が共作したカンタータが16日、チェコのプラハ(Prague)で初めて公に演奏された。

 天才モーツァルトの才能に嫉妬していたサリエリは、モーツァルトを毒殺しようと試みたという説もあったが、専門家らはこれを否定している。今回の演奏で、2人は激しいライバル関係にあったとの説に新たな光が投じられた。

 チェンバロで4分間の演奏を終えた音楽家のルカシュ・ベンドル(Lukas Vendl)さんは記者団に対し「モーツァルトが作曲した部分は、いわばより独創的でドラマチックですが、歌の他の2つの節はより叙情的です」と述べた。「しかし、どちらが優れた作曲家かこの曲から推定するのは不可能です」

「オフェリアの回復した健康のために」と題されたこのカンタータは、モーツァルト、サリエリとコルネッティ(Cornetti)という名の無名の音楽家によって、1785年に共同で作曲された。

 この共作曲はイタリアの詩人ロレンツォ・ダ・ポンテ(Lorenzo Da Ponte)のオペラの台本を曲にした作品で、しばらく声が出なくなった後にステージに復帰した英ソプラノ歌手ナンシー・ストレース(Nancy Storace)(1765~1817)にささげられたもの。

 チェコ音楽博物館(Czech Museum of Music)の発表によると、この楽譜は1950年代から同博物館に確認されないままに収蔵されていたが、ドイツの音楽学者・作曲家ティモ・ジューコ・ヘルマン(Timo Jouko Herrmann)氏がインターネット上で新たな情報にアクセスして作曲者を突き止めた。(c)AFP/Jan Marchal

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