パンテュローが苗場大会V、仏勢ワンツー アルペンスキーW杯
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【2月14日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は13日、新潟県の湯沢町で男子大回転第6戦が行われ、アレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault、フランス)が2本合計タイム2分34秒23で優勝を飾った。
ソチ冬季五輪の同種目で銅メダルを獲得しているパンテュローは、同胞のマチュー・フェーブル(Mathieu Faivre)に0秒51差をつけ、W杯通算11勝目を挙げた。
気温が高くソフトなコンディションの中、2本目で1分17秒78と後れを取ったパンテュローだが、フェーブルを僅差でかわすと、3位にはトップと0秒67差で、イタリアのマッシミリアーノ・ブラルドーネ(Massimiliano Blardone)が続いた。
総合と大回転の種目別で首位に立つマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)は、苗場のコースに苦しみ、アグレッシブな滑りを見せることができず、パンテュローと1秒31差の6位に終わった。
この優勝の結果、パンテュローは種目別で5位に浮上したものの、今季の大回転で3勝を挙げているヒルシャーには、まだ大差をつけられている。
「他とは違うコースだ」と苗場のコンディションについて語ったパンテュローは、「特に2本目では、攻守のバランスを取るのが難しかった」と振り返っている。
「旗門のいくつかは、凹凸が激しい場所に設置されていたしね。スイスのアーデルボーデン(Adelboden)とは比べられないけど、これはこれで良いW杯コースだと思う」
1本目で首位だったフリッツ・ドッパー(Fritz Dopfer、ドイツ)は、コンディションの変化に適応できず、2本合計では7位に終わっている。(c)AFP