【2月13日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は12日、ジェローム・バルク(Jerome Valcke)前事務局長に12年間の活動禁止処分を科した。

 不正を否定している55歳のバルク氏に対し、当初は9年間の活動禁止処分が求められていた。しかしながらFIFAは、倫理委員会の調査の中で、バルク氏が約10年間の活動中に「いくつかのさらなる不正行為」を行っていたことが明らかになったとしている。

 ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長の右腕として活動してきたバルク氏は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)のチケットの不正売買や、放映権契約での不正工作、証拠隠滅などの不正行為を働き、10万スイスフラン(約1150万円)の罰金も科されている。(c)AFP