元テニス女王のエナン氏、スビトリーナの特別顧問に就任へ
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【2月12日 AFP】ウクライナの地元メディアは11日、同国の女子テニスのトップ選手であるエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina)のコーチ陣に、元世界ランク1位のジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏が加わることになったと報じた。
ウクライナの一部スポーツサイトは、「ジュスティーヌがチームに加わることになって、とてもうれしいです」という21歳のスビトリーナのコメントを伝えた。
ベルギー出身で33歳のエナン氏は、契約では現在世界ランク21位のスビトリーナの特別顧問を務めることになるという。
「仕事は山ほどあり、現時点では何かコメントするのは早すぎる」と話すスビトリーナは、「あらゆる細かい調整がとても重要になる現段階では、練習と試合に完全に集中することが必要です」とコメントした。
エナン氏は今後いくつかの大会でスビトリーナに帯同することになっており、その手始めとして来週にはドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2016)が控えている。
ベルギーにあるジュスティーヌ・エナン・アカデミー(Justine Henin Academy)でテニスを学んだスビトリーナは、今季開幕前にはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)で、エナン氏が監督する中練習を行っていた。
四大大会(グランドスラム)のシングルスで通算7度のタイトルを獲得し、2004年のアテネ五輪で金メダルに輝いたエナン氏の指導を受けたことについて、スビトリーナはとても有用だったと強調している。
これまでツアー通算3度のタイトルを手にしているスビトリーナは、先月オーストラリアのパース(Perth)で行われた男女混合国別対抗戦の第28回ホップマンカップ(Hopman Cup XXVIII)にアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov)とともに出場し、決勝進出を果たしている。(c)AFP