【2月11日 AFP】15-16NBAは10日、各地で試合が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)が120-111でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)を退けた。

 今季限りでの引退を表明しているレイカーズのコービー・ブライアント(Kobe Bryant)にとって、今回はクリーブランド(Cleveland)でプレーする最後の試合だったが、レブロン・ジェームズ(LeBron James)は主役の座を譲ることなく、キャバリアーズが快勝した。

 しかしながら、キャバリアーズでは第2クオーターの終盤にブライアントと接触したケビン・ラブ(Kevin Love)が負傷する事態が発生し、不安を残す勝利となった。原因はブライアントとラブの左腕が絡まったこととみられ、ラブはその瞬間、あまりの痛さに叫び声を上げていた。

 ラブは昨季も同じ箇所を負傷し、手術を受けて半年間の戦線離脱を強いられている。チーム関係者によると、ラブの負傷は前回ほど深刻なものではなく、大事を取ってその後の出場を見合わせたとしている。

 キャバリアーズはカイリー・アービング(Kyrie Irving)が35得点、ジェームズは29得点を挙げた。一方、ブライアントは17得点6リバウンドを記録したが、フィールドゴール(FG)成功は16本中わずか5本にとどまった。

 それでも、試合時間残り1分を切った場面では、クリーブランドのファンがベンチに下がるブライアントに向けてスタンディングオベーションを送り、ジェームズもブライアントと抱擁を交わした。