【2月10日 AFP】(写真追加)インドネシア・東ジャワ(East Java)州で10日、試験飛行を行っていたインドネシア空軍機が、人口が集中する地域の民家に墜落し、パロットと建物内にいた民間人2人の計3人が死亡した。インドネシア空軍が発表した。

 墜落したのは「スーパーツカノ(Super Tucano)」の愛称で知られるターボプロップ機。マラン(Malang)にあるアブドゥル・ラフマン・サーレ(Abdul Rachman Saleh)空軍基地の司令官によれば、機体は基地を離陸後、間もなくして墜落したという。死亡した民間人は女性と男性だという。

 AFPの取材に応じた基地司令官によると、機体は約45分間の試験飛行を行った後、降下を要請し、その直後に交信が途絶えたという。

 基地司令官は、「飛行機が民家に墜落し、がれきに埋まっているとの通報を受けた」と述べた。(c)AFP