【2月10日 AFP】15-16NBAは9日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)はステフェン・カリー(Stephen Curry)が活躍をみせ、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)に123-110で勝利し、連勝を10に伸ばした。

 昨季のレギュラーシーズンMVPに輝いたステフェン・カリー(Stephen Curry)が35得点を稼ぎ出したウォリアーズは、スリリングな試合を制して今季の戦績を47勝4敗としている。

 上質なプレーを続けるカリーのこの日のハイライトは第3クオーターだった。自陣のペイントエリア内でスティールしたカリーは、味方にボールを預けて前方へダッシュすると、戻ってきたボールをノールックパスでアンドレ・イグダーラ(Andre Iguodala)につなぎ、最後はリアンドロ・バルボーサ(Leandro Barbosa)が得点を決める見事な速攻を演出した。

 一方で出だしが最悪だったロケッツは、試合開始わずか11分の段階で38-22と大差をつけられたが、37得点を記録したジェームス・ハーデン(James Harden)を中心に反撃し、後半開始直後には逆転に成功したものの、ウォリアーズの連勝を止めるには至らなかった。

 カリーは3ポイントシュート7本を含め、24本中12本のフィールドゴール(FG)を決めるなど35得点9アシストの成績を残し、センターのアンドリュー・ボーガット(Andrew Bogut)は13得点6ブロックを記録した。

 ウォリアーズはこれで今季の本拠地オラクル・アリーナ(Oracle Arena)での成績を24勝0敗とし、シーズンをまたいだ連勝を42に伸ばしている。そして、長らく不滅の記録とみられてきたシカゴ・ブルズ (Chicago Bulls)のシーズン72勝の記録更新も、本格的に視界に入ってきた。(c)AFP