【2月7日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は7日、韓国・旌善(Jeongseon)で男子スーパー大回転第5戦が行われ、カルロ・ヤンカ(Carlo Janka)がW杯での同種目で初優勝を飾った。

 2010年バンクーバー冬季五輪の大回転で金メダルを獲得しているヤンカは、2018年平昌冬季五輪のテストを兼ねて旌善アルペン競技場(Jeongseon Alpine Centre)で行われたレースで、1分26秒16を記録した。

 2位には1分26秒98でクリストフ・インナーホッファー(Christof Innerhofer、イタリア)、3位には1分27秒22でビンセント・クリヒマイヤー(Vincent Kriechmayr、オーストリア)が入った。

 今シーズンのW杯で表彰台に上がったのが1回にとどまっていたヤンカは、これでW杯通算11勝目を挙げている。

 54選手中7番手で滑走したヤンカは試技を終えた後、優勝候補の選手がコース脇に次々と転がる場面を目にした。今季の男子スーパー大回転第4戦までを終え、種目別争いで2位につけるアンドルー・ウェイブレクト(Andrew Weibrecht、米国)、3位につけるチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrurd、ノルウェー)、4位につけるドミニク・パリス(Dominik Paris、イタリア)は3選手ともにフィニッシュできなかった。(c)AFP