【2月8日 AFP】15-16フランス・リーグ1は7日、第25節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2-1でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)に勝利し、リーグ戦での連続無敗記録を34試合に伸ばした。

 敵地スタッド・ヴェロドローム(Stade Velodrome)で迎えた試合の前半2分、エースのズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がリーグトップの21得点目を挙げたPSGだが、同25分には、個人技からレミ・カベッラ(Remy Cabella)に同点ゴールを許した。

 それでも後半26分、PSGはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)がネットを揺らし、公式戦15連勝を収めると、リーグでは、2位との勝ち点差を24に伸ばした。

 PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、「マルセイユには、フィジカルで厳しい戦いを強いられたが、想定の範囲内だった。われわれは団結した力を見せ、勝利を収めた。しかし、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のチェルシー(Chelsea)戦までに、あと2試合戦わなければならない。簡単ではないだろう」とコメントした。

「選手もみなさん(記者)と同じように、チェルシー戦を見据えているものの、3日後と6日後に試合が予定されているので、ここで気は抜けない」

 第5節を最後に、本拠地のリーグ戦で勝てていないマルセイユ。前節まで、リーグ戦11試合連続で無敗を維持していたものの、PSGとのダービー「ル・クラスィク(Le Classique)」では、これで9連敗となった。

 勝ち点を落としたマルセイユだが、3位ニース(OGC Nice)とはわずか勝ち点5差となっており、来季チャンピオンズリーグの最終枠を目指して、次節で直接対決を迎える。(c)AFP/Martyn WOOD