【2月8日 AFP】15-16スペイン1部リーグは7日、第23節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はルカ・モドリッチ(Luka Modric)が今季初得点を記録し、2-1でグラナダ(Granada CF)に勝利した。

 前半30分にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のゴールで先制したレアルは、後半15分にユセフ・エル・アラビ(Youssef El-Arabi)の同点ゴールを許したものの、試合時間残り5分でモドリッチがゴール左上隅に突き刺ささる鮮やかな決勝点を決めた。

 これで首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点4差を守ったレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、「モドリッチの素晴らしいゴールでチームに活気がもたらされ、何よりも勝ち点3が手に入った」とコメントした。

「彼はもっとシュートを打つべきだから喜んでいる。彼は10番としての役割を含めて、いろいろなポジションでプレーできる。今日は素晴らしいキックの実力をみせてくれて喜んでいるよ」

 先月のジダン監督就任以降では5戦4勝としているレアルだが、最近の本拠地での絶好調ぶりとは対照的に敵地ではまたも苦戦が続いており、この日はゴール前でグラナダがみせた油断に助けられた形となった。

 ジダン監督はまた、「アウェーの試合では、ファンが味方している相手と戦っていることもふまえておく必要がある。いつもより厳しい試合なのは当然だ」とつけ加えた。

「選手たちの姿勢には最高に感銘を覚えたよ。サッカーには簡単な試合は一つもなく、そんなものは存在しない。最後まで戦わなければならないなかで、今日の試合には満足している」

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