【2月7日 AFP】ナイジェリアでウイルス感染症のラッサ熱感染の拡大により、これまでに101人が死亡した。同国疾病対策センター(NCDC)が6日発表した。西アフリカ諸国はラッサ熱の封じ込めに動いている。

 NCDCがまとめた昨年8月以降の統計によると、ラッサ熱の感染例と疑い例は計175人で、死者は101人。

 ナイジェリアはアフリカ最大の約1億7300万人の人口を擁する。同国保健当局は国民に対して感染は制御されていると説明しているものの、感染例が実際より少なく報告されているのではないかとの懸念もある。(c)AFP