【2月7日 AFP】パキスタン南西部クエッタ(Quetta)で6日、治安部隊のトラック付近で自転車に乗った男による自爆攻撃があり、9人が死亡、35人以上が負傷した。同市当局が明らかにした。

 警察はこれまでの報告として、死者のうち2人は兵士、7人は民間人だったと発表した。

 事件現場はクエッタ地裁の前で、トラックは定期巡回の兵士らを迎えに来ていた。治安部隊の報道官は自爆攻撃を受けたことを認め、兵士2人が死亡、10人が負傷したと語った。

 爆発処理専門チームによるこれまでの報告では、最大で15キログラムの爆発物が使われた可能性があるという。犯行声明は出ていないものの、事件があった地域では、タリバン(Taliban)系武装勢力や分離独立を掲げる勢力が活動している。(c)AFP