【2月6日 AFP】元米宇宙飛行士で月面を歩いた12人の一人、エドガー・ミッチェル(Edgar Mitchell)さんが4日、米フロリダ(Florida)州の病院で死去した。85歳だった。家族と米航空宇宙局(NASA)が5日発表した。

 NASAはミッチェルさんを「パイオニア」としてたたえ、哀悼の意を表明した。くしくも45年前の1971年2月5日は、アポロ14号(Apollo 14)の乗組員だったミッチェルさんが月面に降り立った日だった。

 ミッチェルさんと共に月に向かったスチュアート・ルーサ(Stuart Roosa)さんは1994年に、アラン・シェパード・ジュニア(Alan Shepard Jr.)さんは1998年に死去しており、ミッチェルさんはアポロ14号の乗員の中で最後の存命者だった。(c)AFP